Killian, here's your Subzero, now plain zero.
80's にバッドトリップ！な映画の１本。吹き替えで見ないと耐えられない。せめてもの玄田哲章。
ロジャー・コーマンの『デス・レース2000』が意識していたアレコレに関して全て無関心/無神経だとこうなるのかな、というサンプルみたいな映画だ。どうにでも面白く出来ただろうところを全て放っておいて、くだらねーことをシュワルツネッガーに言わせるに終始するという、ね。
何もかもが軽薄なこの映画唯一のいいところは、その軽薄さが空恐ろしいデーモン・キリアン（リチャード・ドーソン）くらいで、それだって終わらせ方はやっぱり勿体ないよなぁ。
