電気羊

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲の電気羊のレビュー・感想・評価

3.3
バットマンシリーズの4作目。バットマンとロビンのこんどの敵は、Mrフリーズとポイズンアイビー。ダークファンタジーというより戦隊ヒーロー的なノリになっている。

Mrフリーズは、マクレガー症候群と言う難病に犯された妻を助けるため冷凍保存し、治療法を模索する途中で自分も冷凍保存駅に転落し冷凍状態でないと生存できないようになっていた。その冷凍維持装置はダイヤモンドがエネルギー源のため、ゴッサムのダイヤモンドの強奪を繰り返す。

ポイズンアイビー・は、動植物の保護に尽力していた生化学者だったが、同僚が人間を凶暴化する薬品を開発したため、決裂し動植物の毒液貯槽タンクに突き落とされ、異性を虜にするフェロモン・ブレスと毒による死の接吻を持つ毒体質へ変化する。

二人は、ゴッサムを支配下に置くべく手を組み、ゴッサムの治安維持をするバットマンとロビンを排除すべく戦いを挑む。
そんな折、ロビンは、自分を一人前のパートナーとして扱わないバットマンに対して不信感を抱き、二人の仲に亀裂が入っていた。また、Mrフリーズの妻と同じ難病に犯された執事アルフレッドの姪バーバラがウェイン邸へ滞在していた。
彼女は理系の学生で、メカとバイクの専門知識と技術を持ち、アルフレッドのパソコンにアクセスし、ブルース・ウェインがバットマンであることを知る。
バーバラが自分のパソコンに悪背うすることを予想していたアルフレッドは、バットマンとロビンの助けとなるバットガールの武装を提供する。

Mrフリーズは天文台の望遠レンズを冷凍レーザーの発射砲に改造し、ゴッサムに氷河期をもたらす作戦を開始する。ポイズンアイビーはMrフリーズをサポートするため、フェロモン・ガスでロビンを虜にしようとするが、そこに現れたバットガールにより阻止される。

バットマン・ロビン・バットガールの三人は、天文台のレーザーを太陽光のソーラレーザーへと変換することで氷河期となったゴッサムの解凍を試みるが、Mrフリーズに天文台を破壊されてしまう。
だが、メカに精通したバットガールが、衛星の反射鏡を直接操作し、太陽光をゴッサムに照射することで解凍に成功し、ゴッサムの安寧を取り戻したのだった。
Mrフリーズは、ポイズンにより殺されたと思っていた妻の命をバットマンが救ってくれたことを知り、アルフレッドを救ってくれという頼みを聞き入れ、治療薬をバットマンに渡す。

かくしてアルフレッドの治療は成功し、バットマン、ロビン、バットガールの4人は、ゴッサムの平和を守るバット・チームとなるのであった。
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