大木茂

ダンボの大木茂のレビュー・感想・評価

ダンボ(1941年製作の映画)
3.4
ガ ン ギ マ リ

一応原作はあるんだ
同じ事をやるのを躊躇うディズニーだけど
キャラクターは「ピノキオ 」っぽいんだよな
子どもと親の物語だったり
小さい相棒がいたり
主人公に厳しい世界だったりと少し似てる
でも違うのは自分の嫌いなところも長所になるってとこかな?

なるほどね…話さないからダンボに共感出来るのか
同時に表情で伝えなきゃならないから表現が豊かになるんだね
ティモシーもキャラが立つんだね

1時間って短さだからシリーシンフォニーを長編化したって方がしっくりくるな

労働者達の顔が暗く塗られてたり
戦闘機が出てきたりと時代を感じるね

メス象のおばさん達がやな感じよね
嫁入り前とか言ってだけど

結構泣いてるシーンあって貰い泣きしそうになるんだよな

まあなんと言ってもピンクのゾウだよ
時代的にシュルレアリスムが流行っていたのか…
ダリとも交流あったしな
だとしても浮きすぎなんだよな

ラストはダンボもウォルトもハッピーエンドになったのね
大木茂

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