カジノ愛

ダンボのカジノ愛のレビュー・感想・評価

ダンボ(1941年製作の映画)
3.0
いい話だった。
ゾウを描いているのに、われわれ人間にも伝わるメッセージが作品に隠れているのが十分感じ取れた。耳が大きいだけで腫れ物扱いされるダンボだが、そんな子どもを温かく支える母親。母親って強いな・・・。また、その親子の理解者であるネズミ(ティモシー)の器の大きさがキラリと光る。血が繋がらない相手に、無償の愛を提供できるって大人だなと感心し心暖まる。
マイノリティの立場が弱く描かれているだけに、報われるエンディングに胸を撫で下ろす自分がいた。