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ダンボのよのネタバレレビュー・内容・結末

ダンボ(1941年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

クライマックスは割とあっさりしてたけど、ダンボのキュートさとサイケデリックな泥酔シーンの魅力が上回った。

小さい頃にダンボを観てたのか観てなかったのか覚えてないからほぼ初見。
ディズニーの映画は大人になって見ると全然印象が違う。

まずとにかく健気に頑張るダンボがとびきり可愛くて良かった。ママとのシーンは思わずウルっとくる。
ダンボは終始喋らずに鳴き声だけってのもまた可愛さを一層引き立ててる。

ストーリーもそれとなくいじめや差別を匂わす筋書きで、元いじめられっ子としては感情移入せずにはいられない。コンプレックスがそのまま長所になるストーリーは王道とはいえやっぱり勇気付けられるものがあった。そこらへんについては良い記事があったので記録として下記に残す。

https://www.sun-ahhyo.info/entry/2019/03/22/210000


そしてなんといっても泥酔シーンがサイケデリックでかっこよかった。ストリートカルチャーを感じさせるフォルムと色使い。ピノキオもそうだったがカラーリングも演出も動きもストリートカルチャー大好きな自分としては反応せずにはいられなかった。多くのストリートアートの元ネタが詰まってるようで観ていてとても楽しめた。

このままディズニー映画を最新作まで追って行くつもりだが、初期作を最近のディズニー映画が超えられるのか本気で心配になる。ピノキオ、ファンタジア、ダンボはそれほどまでに自分のツボにハマった作品だった。
よ