ぽんず

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのぽんずのレビュー・感想・評価

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「狂気のミルクシェイク」

遂に鑑賞。期待値通り、いや期待を大幅に上回った映画でしたね。

とにかく演技ですよね。
主人公と宣教師役の掛け合いとか最高でしたね。それこそクライマックスのミルクシェイクは映画史に残る熱演なのではないでしょうか。

内容はかなり文学的に感じましたね。どっちかと言えば知性派映画。読み解く側の技量がいるタイプ。勿論、考察は何個か拝見させていただきました。

富を追求して幸せを追求しない。若しくは追求できなかったのか。愛を育めない悲しいラストは考える事は沢山ありました。

あらすじから分かる通り、石油を中心に回る映画なんだけど、例えば石油を血に喩えたり。そこら辺の、当時のアメリカ社会の資本主義で儲けた金持ちへの風刺だったり。
総じて難しいです。
私の知識では語れません。考察見て勉強します。
ぽんず

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