BB0421

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのBB0421のレビュー・感想・評価

4.0
結局ダニエルは、誰も愛せないし信じる事も出来ない孤独な人間。だからこそ金に走るし、欲望を止める事も出来ない。最後の「終わった」は、もはや失うものすら無くなった、という心情を表していたように思う。息子が立派に育っている事だけが唯一の救いだったのに、あの結末には堪えた。深く悲しい余韻の残る作品だ。
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