3Dメガネ

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの3Dメガネのレビュー・感想・評価

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【その先に血】

荒野に潜む1人の男がいた
彼は石油を掘り続け、ついに掘り当てた
会社を作り、新たな油田を求め
野望と信念の元、突き進んでゆく


成功ばかり追い求めると
何か大事なものを失ってしまう
その行き過ぎた欲望は心を満たしてくれるのか
その心に流れる血はまっすぐな思いとは裏腹に汚れているのではないか


とても見応えがあり、一回見るだけでは味わい尽くせない程の作品でした
序盤の石油採掘のシーンからほとんど台詞はないんですが、何故か引き込まれる
息を呑むような力強い映像で語られいて、これぞ映像で語る、映画なんだと


主演のダニエル=デイ=ルイスの重厚感はなんとも味わい深く嫌味さえ感じる
脇を添えるポールダノも迫真の演技を見せており、作品の厚みがさらに増していた

病的な男の半生を一見美しく、そして一見生臭く描いた作品