2018年6月22日
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』2007年制作
監督、ポール・トーマス・アンダーソン。
今上映中の『ファントム・スレッド』はこの監督さんの
作品であり、主人公もダニエル・デイ＝ルイスさんが
務めている。
There will be blood いずれ血に染まる…意味
20世紀初めのアメリカ、カリフォルニア。
ダニエル・プレインヴュー（ダニエル・デイ＝ルイス）は
息子のH・Wと共に油田を探す。
サンデー牧場に石油が出るとの話を聞き採掘すると、石油が
噴水のように湧きあがり、そして爆発炎上する。
その時、息子のＨ・Ｗは吹き飛ばされ、その事故で聴力を
失う。
ダニエルは息子を寄宿舎学校に入れ、次々と土地を買って、
石油パイプラインを通し、大儲けをする。
ダニエルは息子を引き取り育てる。
そして、十数年後・・・
やり手ダニエルが信じた人から裏切られることへの孤独を
思う…
ヘンリー、Ｈ・Ｗ、イーサン、
それぞれにダニエルとの確執があり、別れ…
ダニエルとH・Wは本当に血の繋がりはないのかなぁ？
あの愛情の注ぎ方、心配の仕方は実の親子に見えるけど。
H・Wの言葉に対して、報復として嘘を言ったとか？
…という風に、私は受け止めましたが。
ダニエル・デイ＝ルイスさんは第80回アカデミー賞主演
男優賞に輝いています。
