再鑑賞シリーズ第二弾
お金を稼ぐ事が
生きる目的と化している、
一昔前のザ、オヤジのように、
自分の理想に取り憑かれ、
それから外れる事項には
容赦なく排他的。
まさにモンスター。
ふつうの人間には理解も及ばないように、
この映画では
プレインビュー氏の心理描写は
ほぼほぼ感じられない。
ただ、唯一劇中で
プレインビュー氏がもらす
お金を稼ぐ理由めいたセリフ。
これは自分の怪物性を自覚しているからこその
ヤマアラシのジレンマのような
歪んだ優しさなんじゃないかなと
擁護したいという欲が生まれてきそうでしたが、
やっぱり今作の白眉である
ラストシーンを観てしまうと、
うーむ、やっぱりこっちの勘違いかなぁと
思ってしまう訳ですw
何度観てもとんでもない切れ味。