ちょっとジョシュ、チェスの天才のくせにあらゆる点で優等生過ぎじゃない?
わざと負けたチェスの試合で、興奮する父を逆に一言で諭してるとか怪物ですか??
という気もしたけれどこの作品は
親子、人類愛の物語だからこれで良いのだとおもう。
天才や、あるいは全てを投げ打ってでも欲しいものがある人の葛藤、苦悩ではない。
ライバルとの試合でのクライマックスは燃えるバトルではなくて手を差し出すシーンなのだ。
勝負の世界で天才がヌルいこと抜かすな!
とおもわず思っちゃつたけど、ジョシュ少年がのめり込んだチェスはそういうチェスだったという事。
勝負の世界よりもっと生きていくために大切なことをこの映画は教えてくれる。
それにしても母ちゃんの決してぶれないキレキレの台詞が大好きです。
個人的には、母は偉大映画の一つ。