monaminami

ざくろの色のmonaminamiのレビュー・感想・評価

ざくろの色(1971年製作の映画)
5.0
アルメニアの未知なる世界を覗く。
とてもシンプルな人生譚のようで、美しくも毒々しい色の世界にうっとりさせられた。いや、むしろ癒し的心地よさ。最高!
神秘的、宗教的世界感たまらんし、女達の紡ぐ絨毯とか大きなナーンとか、マトンに葡萄酒に柘榴がどれも象徴的。
ティグラン・マンスリアンによる音楽も沁み入る。
サヤト・ノヴァの詩集はぜひ読んでみたいけど、日本で出版されてないようで残念。
グルジェフ然り、アルメニア文化に魅了されてしまう。
monaminami

monaminami