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真昼の決闘のShoのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.5
作品内の時間 実際の時間を合わせている!
この時代にそれをやるのが唸る。

今まで観てきているウェスタンと違って主人公の保安官ウィル(ゲイリークーパー)が非常に人間臭い。

昔ウィルに逮捕され、恨んでるベンミラーが正午の汽車でお礼参りにやってくる(仲間3人付き)。
しかも結婚式当日に戻ってくるタイミングの良さ。
明日で保安官引き継ぎなのに…(´;ω;`)

一般的なウエスタンなら何人相手だろうが、平気な顔して立ち向かってシレッと勝っちゃうところ。

しかし、この作品にはそんな超人いません。
※ドンパンやるウエスタンではなく、運命の時間までのオッさん保安官の奔走と苦悩がメインです。

いるのは、この不幸なオッさん。

奥さんには見放され、判事?は逃げ出し、部下の保安官とは喧嘩別れし、町民は誰も助けてくれない。

そしてせまる正午。
近づく列車の汽笛。

間違いなく言えることは、人々が全然協力してくれないのは、グレースケリーと結婚したことに対するひがみねたみだろうと言うことですね(゚∀゚)
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