まちゃん

真昼の決闘のまちゃんのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.9
「結婚を期に町を出ていこうとする保安官。そこへ昔捕まえた悪党が復讐者として戻ってくるという情報が。保安官は町を守るために引き返す」この始まりからこの展開は予想外だった。西部劇というファンタジーの世界に現実の人間の醜い姿を持ち込んだのは新鮮だった。保身の為に保安官への協力を拒む住民たちの態度にはリアリティーを感じた。さらに実際の経過時間と劇中の経過時間が一緒なので その場に立ち会っているような緊迫感があった。決して派手な映画ではないが現代の目で観ても楽しめる。
まちゃん

まちゃん