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僕の彼女はサイボーグのhideharuのレビュー・感想・評価

僕の彼女はサイボーグ(2008年製作の映画)
2.5
2018.1.24 DVDを再見。
初見はセールで買ったイギリス版のDVD。

ほとんど予備知識なく見たんですが10年近く前の作品なので多少は古臭く感じるのは仕方がないのかも知れませんが何か違和感を感じた。そしたら監督脚本が韓国人だったのですね。

趣味が悪いという言葉がピッタリかと思う。綾瀬はるかがデパートでファションショーよろしくアレコレ服を着て決めのポーズを取りますが今時こんな演出あり?それに同じ売り場にあんな服が揃ってるかな?

銃撃魔がレストランの外で炎上するのも笑えない。それ以前に韓国ではよくあることなのかも知れないけどレストランの二階から火の付いたタバコを通りに投げ捨てる人は日本にいないでしょう。

タイムパラドックス的にもどうかな?主人公が死ななかったせいで時間に歪みが生じて地震もそのせいなのかも知れない。
自分のせいで何万人も死んだ責任について主人公はこれっぽっちも心を動かされていない。

センスの悪さから適当すぎる設定に突っ込みながら見てしまう。なのでロマンスのかけらも感じなかった。
終盤は蛇足だと思う。

唯一、感動したのは主人公が子供の頃に育った村を訪れるシーン。思わずホロリときそうだったが、よくよく考えてみるとこのシーン必要があるのかな?とも思ったりした。

脚本からしてやっつけ仕事っぽい。先ごろ淫行で話題になった小出恵介が表情豊かで良いコメディ演技してると思う。彼がこのまま芸能界を去ったら勿体無いよなぁ。綾瀬はるかは可愛いけど体型は良いとは言えない。まあ肉感的なのが好きな人には受けるのだろうけど。

映画は酷いけど俳優は良かったので2.5にしました。
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