ぱりぱり

ベルリン・天使の詩のぱりぱりのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.0
現実世界という寂しさの中にある温かさを教えてくれるお話

詩的で、よく分からないところもあれば、共感できるところもありました

天使目線で見るからこそ、現実世界にある儚さという美しさを感じられて、そこにある小さな幸福も見出せるわけですが、そう考えるとなんか悲しいなとも感じました。自分が持たないもの、経験できないことができる人に対して羨望が生まれ、それを獲得することで幸せを感じられるのであれば、相対的にしか幸せって感じられないのかな〜

コロンボーー笑

私も元天使に会いたいな


以下ネタバレ


「全ての天使たちに捧ぐ
特に安二郎、フランソワ、アンドレイ」
というのを見た時に、とても納得しました。
小津さんは絶対天使だった!!!