ベルリン・天使の詩の作品情報・感想・評価

「ベルリン・天使の詩」に投稿された感想・評価

collina

collinaの感想・評価

4.1
ドイツ語を勉強し始めたのだから、
ヴェンダースの映画は観なければと思っていたので、鑑賞。

昨日の深夜に観たけれど、
なんだか目が覚めて観た後、
寝られなかった。

詩をもとにした脚本。
ドイツ語が美しくて、聞いているだけでドイツ語の意味は分からなくとも心地よい。

ブルーノ・ガンツは前に観た映画では
無駄遣いされていたけれど、
全く違って魅力的。
ダミエルが世界に色をつけたような、
そんな風にも思える。
自分達を「外」と言う彼に納得した。

そして、カシエル(オットー・ザンダー)
がまた、人間になろうか、なるまいかの狭間を漂っていて、存在感が癖になります。私はオットーが好きになってしまいました。

色がついたあとのダミエルを観て、
生きるってこういうことなのかなと
10代ながらに考えるのです。
歌麿

歌麿の感想・評価

4.0
『ハウス・ジャック・ビルト』での地獄の案内人のブルーのガンツをみて、天使の残像が降臨していたのでお口直しに鑑賞。

自分はまだ天使のままなのかもしれない。ガウンの似合う女性と出会っていない! 人間になる時の楽しみに取っておいているのだな。。。

撮影から何十年も時が立っているのに、この映画の醸し出す臭いはなんなのだろう?ベルリン臭ともいうべきか、ダウナー臭が映画の強度になっている。

それにしても、人々の心の声が聴こえたら1日で翼を降ろす自信がある。 詩であるから全てのテキストを、一滴も残さぬようスプーンですくって咀嚼するが。

このレビューはネタバレを含みます

ベルリン天使の詩
■経緯
今年初めに公開された、リメイク版サスペリアにて町山智浩さんの解説でこの映画を参考に挙げていたので、本日借りて見てみた。

■感想
所々の台詞に目が行った。天使の詩としてなのかは分からないが、達観したその内容はどこか不満気でもあり、人間への強い憧れの吐露にも聞こえた。そもそも映画で台詞に見所を感じたのは初めて。詩(割と抽象的)が先にきて、映像が後に造られたような印象。

映像でいえば、人間には色があり、天使には存在しない点がユニークだった。天使には五感がないし、色恋のようなロマンスもない。正直言って怠惰な世界観なところは、所謂東ドイツのような社会統制のソレを意味していたのか、単なる深読みか。

■視点
1.主人公とヒロインは人間世界で言う所の東西ドイツを表現していたのか?

2.コロンボ刑事が役のままで登場したのは、1.のドイツ統合後の世界観を意味していたのか?→お互い(天使と人間、即ち主人公とヒロイン)を仲介していて、手を取り合った後の明るい世界観が人気者である彼自身。
mare

mareの感想・評価

4.5
アート系映画の最高峰
atsuki

atsukiの感想・評価

5.0
子供は子供だったころ
木をめがけてやり投げをした
ささったやりは今も揺れている
記録

記録の感想・評価

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わたしも隣に天使がいてほしい


天使を用いてここまで詩的な映画を見たことがない。

永遠の幻として暮らしいたはずの天使が生命としての重みとして色づき生きること、死ぬこととしての愛へのつむぎ、
私淑ながらもしかし他者とわたしとの絶対的な隔たりと融合、

人間として映像が色づくのはいいですね。
天使としての、自分とは何か
人間としての、自分とは何か
自分としての、他者とは何か

そんなことを囁いてくれる
イ左

イ左の感想・評価

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記録
2019.06.30
初見。とても素晴らしかった。
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