最高にイカれた内容は当時トラウマになった事が思い出されるが、今見ても映像の古さや荒い特殊メイクがいい味を出していて色々な意味で楽しめるホラー映画。
死霊のはらわた3部作として制作された中では本作が一番好きな作品だが、5人と言う少人数で展開される狂気と恐怖のストーリーが本当に素晴らしいし、不気味な音楽や迫ってくるカメラワークが一層怖さを増していてとても楽しめる最高のホラー。更に特殊メイクの気持ち悪さや暴力と恐怖で狂って行く若者の苦痛に満ち、歪んだ顔は、見ている自分にまで影響しそうな怖さも感じた。
悪魔系ホラーでは、エクソシストとは全く違う、カルト系映画として大きく道を開いた作品なだけに発想の秀逸さと怖さで最高に楽しめる作品。
カルト系ホラー映画の傑作とも言える作品だが、30年以上たったにも関わらず未だに楽しめるのは、サム・ライミ監督の素晴らしい才能を多分に感じる事が出来る作品にも思えた。
因みにグロ系苦手な人にはオススメ出来ません。
