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本日ただいま誕生のhrt2308のレビュー・感想・評価

本日ただいま誕生(1979年製作の映画)
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戦争で両足切断、必死の思いで帰国して事業の成功と挫折、、、最後は僧侶になる実在の男の流転の人生を映画化。

植木等が主役。
シリアスな役どころだが、植木等の陽性な個性のせいかあまり深刻な作品にはなっていない。

実話だけに時系列にエピソードが描かれれるが、それに追われるせいかサラッとしていて深く印象に残らない。

後半、主人公が僧侶姿で流浪する先で遭遇する浮浪者(?)の一団が皆個性的でこの部分は違う映画か演劇を観ているようだ。
その一団は戸浦六宏、大泉晃、常田冨士男、赤座美代子など個性派。

宇都宮雅代が主人公と愛しあうが結局結ばれることはないヒロインを演じて美しい。

その他多彩な人たちが出ているが、当時のクレージー・キャッツも全員が後半それぞれの役で友情出演している。
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