てっちゃん

ドニー・ダーコのてっちゃんのレビュー・感想・評価

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)
3.8
なにか忘れている気がする、なにか足りない気がする、なんだこの感じは。
あ、ジェイクギレンホールさん不足や!
ってことで、暫くぶりのジェイクギレンホールさん!

考察作品、難解作品として有名な本作であろうと、あらすじ、予告一切みない漢スタイルは貫きます。
その結果、無事に観賞後は考察サイトを走り回ったとさ。

鑑賞中になんとなくこういうことなんかなって思って観ていたけども、見事にそんな簡単なものではなく自分の理解力の無さに撃沈するのと、これこそ映画の楽しみよと感じたのでした。
さあ、感じたことを書いていきますか。

ジェイクさん若い!、ジェイクさんの不敵な笑み堪りませんね、気持ち悪いのと、なんか陰があってかっこいいやつとの微妙な境目の難しい役をきっちりこなすあたり流石。
ジェイクさん特徴の背中も拝めます。
相変わらず良い役者さんです。

ギレンホール姉弟で出てるんだ!
お恥ずかしながら、お姉さんも役者さんだとは知らなかったけど、姉貴弟か!納得!の掛け合いが見所。
汚い言葉を連呼しては罵り合う。
この近すぎる言う圧力の感じが納得の所存。

こういう作品には癒しというか心の休憩所が欲しいのだけど、本作ではそれが妹ちゃん。
チアダンス頑張って、強烈な姉と怪しすぎる兄を見ていればこう育ちなくなるわなって感じの良い子。

内容なり考察は書くつもりもないけどっていうより、書けるほど理解していないから書きようもないんだけど、こうした考察捗り作品を好きな人たち(私もその1人)って、本当によく組み立てて、つくらないと批判の的になってしまうし、馬鹿にされたりもするから、つくるの大変だよなと思ってしまう。

本作みたく幾多もの考察サイトが存在するようになってしまうと、それはもうカルト的な人気になる作品になり、人々の心を掴んで離さないし、それは時代が変わっても変わることはないし、一個のカルチャーとして残ったりもする。
だからこそ、また観ようまた観ようってなるんだろうなっと空っぽ頭で考えてました。
てっちゃん

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