さすらい農場

ドニー・ダーコのさすらい農場のレビュー・感想・評価

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)
3.7
ー 生物は皆、孤独に死ぬ ー
約20年ぶりの鑑賞
当時はラストを観て[なるほどね]と思ってましたが、全然理解出来てませんでしたね😅
再鑑賞した今でも、ストーリーの細部まで理解出来たとは言えませんが、ネタバレ考察サイトで確認しなければ楽しめない映画では無いと思います。

[不吉の象徴]であるウサギのフランクの顔は、羽根のついた鉄塊のよう。
笑う髑髏の顔は明らかに[死]の使い。
運命の10月30日
謎の書籍[タイムトラベルの哲学]
時空の歪みにより導かれる運命は、不可避によるものか選択可能な未来か?

過去を振り返れば、全ては一瞬の白昼夢のようなものかもしれない。
[恐怖]ー[愛]の線上で、人生の終わりに自分がどこに位置するかで自身の存在に意味を見出せるのだろう。
人は皆、一生に一度の人生を歩んでいる。最後の瞬間まで、悩める10代の頃とさほど変わりはないのだ。

それにしてもダーコはギレンホールだったか(姉まで)…今までなぜか苦手だったけど、けっこう昔から知ってたのか😑…と何か自分の深層に触れたような気がしました。
考えすぎか?