中古レコード店を経営するロブ(ジョン・キューザック)は恋人ローラ(イーベン・ヤイレ)にフラれてしまう。落ち込むロブは過去を振り返り、これまでの失恋相手に自分を捨てた理由を聞きまわるが、ローラへの想いも捨てきれずにいるのだった。
ロブは失恋理由を紐解くと言いつつ、“俺はイケてるはず!”って確かめたかったのがミエミエだ。気持ちはわかるけど。笑
その作業の中でロブは、“俺は何で他の女に心が揺れちゃうんだ!?”という本能的なものへの疑問を突き詰めていくことになる。
そして、“彼女たちは幻想だ。実態が伴わない。”って気付くんだけど、映画の結論としては簡単すぎるというか、無理やりなハッピーエンドに感じてしまった。
それに、ローラを含めて女性たちの心の動きや言い分がほとんど出てこないのには、ちょっと違和感あったなー。
ただ、全編に渡って音楽が素晴らしい。
常に優しかったり激しかったり、いい曲が流れていて、ラストのライブも盛り上がる!
もう20年も前の映画だけど、ジャック・ブラックの器用さはこの頃から目立ってた。
一番の華はやっぱりキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
そして、ブルース・スプリングスティーンの出演にはびっくりだ。