たけちゃん

エイリアンのたけちゃんのレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
4.5
宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない


リドリー・スコット監督 1979年製作
主演シガニー・ウィーバー


映画三昧だった2日間の締めくくりはこの映画!
フォロワーさんに今日、2月5日がH.R.ギーガーの誕生日だと教えられ、急遽鑑賞(^-^)


オリジナルは何度観たか分かりません。後にディレクターズ・カット版が出ましたが、でも、並べて見比べないとオリジナルとの差が分からない。

リドリー・スコットはオリジナル版の出来にとても満足しているので、色調など細かいところ以外は直すところが無かったのでは!←見つけられない自分の弁解と正当化(笑)

エイリアン2と3は全然違う作品になってるんだけどね。その意味でも、さすがリドリー・スコット\(^o^)/




その昔、初めて劇場で観た時は、オープニングの静かな始まりが不安感を煽りドキドキしたなぁ。そして、徐々に現れるALIENの文字。カッコよかった!痺れるオープニングε٩(๑>▽<)۶з


冷凍睡眠から覚める場面とかも未来っぽくって、夢に溢れていましたよね。リアルタイムで観たこともあり、「2001年宇宙の旅」よりも刺激的だった!

また、ノストロモ号の造形も。戦艦とかじゃなく、巨大な貨物船という設定が新しかった。乗組員も普通すぎるクルー。エリート感はゼロ。未来の宇宙はこんな感じで航行するんだと思ったよね。それまでは、エリート集団の宇宙戦艦ヤマトの世界観だったので(笑)



未知の信号をキャッチして、会社の命により探査に行くんだけど、そこからが悲劇の始まり。

1人、また1人とクルーが死んでいく。次は自分か!という緊張感がハンパなく、必死さが画面いっぱいに広がります。このあたりの演出は、本当に上手い。

暗闇からエイリアンが出現する場面の怖さといったら。本当にホラー色が強い演出。


物言わず、ただただ獲物を狙うエイリアンは、ジェイソンよりも、フレディよりも、チャッキーよりも恐ろしい最高、最凶のホラーアイコンです。

最後の1人となったリプリーの悲鳴は、誰の耳にも届きません!ただ、生き残るために必死に戦う姿に誰もが共感しましたよね。


まさにSF映画の金字塔です(๑•̀ •́)و✧

以下、ネタバレと雑言(≧∇≦)b






ケビンがフェイスハガーに絡まれた後、チェットバスターが出てくるまでのドキドキ感と言ったら。先を知っているので、もう、何度観ても胸が苦しい!特に、女性なら腹を食い破って出てくるシーンは、背筋が寒くなるはず。
僕は妊娠中の嫁のお腹を見て、いつチェットバスターが出てくるかとワクワクしてました(笑)フキンシン


エイリアンの成長速度の速さといったら、ない。チェストバスターが逃げてから成体になるまで、数時間ですよね。何食べて、そんなでかくなるの?栄養源は?


1作目ですでに後のシリーズに繋がるポイントが網羅されています。エイリアンが仲間を増やすために繭を作ることも。でも、これはオリジナルでは無かったやつかな?

でも、2ではエイリアンクイーンが産むんですよね。1作目ではクイーンがいないので、自分で産むのかな?雌雄同体なのかな?そのへんは勉強不足で知らないので、誰か教えてください(^-^)


実は、このあと、エイリアン2も観たんだけど、レビューはちょっと時間がないので、後日書きま~す!