てながあしなが

エイリアンのてながあしながのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン(1979年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「荒木飛呂彦のホラー映画論」で紹介されていたので観てみた。確かにこれはSFとも言えるのだが、見せ方はホラー映画に通底するものがある。生殖器のような造形で不気味さを煽るエイリアンに、本能的な恐怖が掻き立てられる。そういう意味では、脱皮を繰り返した後のエイリアンより、生まれたての方が怖い。
自分を雇った会社が実は乗組員の中にアンドロイドを送り込んでいたり、死んだと思われるエイリアンが実は生き残っていたりと、スリリングな展開も用意されている。