naoズfirm

エイリアンのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
3.8

エイリアンシリーズ第1作目🎬

ストーリーは宇宙船の中でエイリアンに襲われる乗組員の恐怖と葛藤を描いた作品でした。顔にべったりへばりついた奇妙な生物、そして割って飛び出す幼虫。いつ襲ってくるか分からない恐怖はまさにホラー映画さながらで、エイリアン=気持ち悪い、グロテスクがエイリアン=恐怖に変わる作品です。

この映画は単なるSFホラー作品でなく、女性や黒人差別など様々なテーマが裏に隠されていると考えました。

1.主人公が女性
この時代の映画で女性が主人公というのはとても珍しい。

2.エイリアンは男性器がモチーフ
男性器=精子=女性の肉体への侵入
つまり、エイリアンとは生物の根源的な本能と生命力を描いていると思いました。
非常にエゴイスティックでワイルドに描かれています。

3.エイリアンのモチーフはアフリカ人
監督が実際に2m越えのアフリカ人を見て恐怖を覚えたことからモチーフとされています。

この映画を通して、映画の見方が変わりました。様々な角度から見ることで、違った考え方ができる面白さを学びました!!
naoズfirm

naoズfirm