赤足

エイリアンの赤足のレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
3.5
《リベンジシリーズ》第1弾。

過去にTVで放送してたのを何回か見たことがあったのだが、全て寝落ちしてしまったという苦い記憶があるエイリアンシリーズ。再観賞である。

宇宙の彼方で凶悪な生命体と遭遇してしまった宇宙船クルーたちが体験する、想像を絶する恐怖とサバイバルを描いたSFホラー!ブレードランナーと並び、全世界を震撼させ後のSF作品に多大な影響を与えたSFホラーの金字塔。シリーズ4作目まで製作され、その後!近年ではエイリアン誕生秘話とし「プロメテウス」「コヴェナント」とする。エイリアンの記念すべき第一作目。

やはり、40年も前という作品っちゅうことで通信機やコンピュータから宇宙船なんかの機械類は若干チープに見えてしまうかもしれないが、それが逆に味があって素晴らしく✨そんな当時のにおいを漂わす世界観とエイリアンによる恐怖の殺戮や展開は今となってはベターで王道かもしれないが、やっぱ王道展開こそ至高なんだと頷かせてくれる出来であり!色褪せないエイリアンのヴィジュアルはもうパーフェクツといっていいほど最高であり!エイリアンの血液も酸というありえへん設定や幼虫時に人の顔面にアイアンクローかます凶暴さは拍手喝采!まあ、今作では、ほとんど全体像を現さず謎の存在のまま襲い来るエイリアンの演出が心理描写と上手く合致して更に恐怖を掻き立てる要素もあったりする部分の功績はリドリー・スコット監督のセンスもあったのかと思わせる。

んで!若きシガニー・ウィーバーの出世作として知られる本作品。4作品ほぼ全部の主役なのも見物であり、後の作品「プロメテウス」と繋がるようなシーンもあったりとなかなか興味深かったり、リプリーが所属していた会社がどぎついブラック企業だったりと、ツッコミどころも万歳で最後まで飽きることなく面白かった!

自分だけかもしれないがラストを見ると何故かしら…THE YELLOW MONKEYの楽曲「楽園」の歌詞!猫もつれて行こう好きにやればいい~♪が脳裏で流れる(笑)
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