次男

ミンボーの女の次男のレビュー・感想・評価

ミンボーの女(1992年製作の映画)
4.2
伊丹〜〜!
伊丹〜〜!
おもしろいよ〜〜。ありがとうありがとう。ヒリヒリエンタメの安定供給、ありがとうございます!

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ホテルvsヤクザ!
舞台は、ヤクザのカモにされた豪華ホテル。サミットの招致のためにも、ヤクザを一掃したいホテル側。搾れるホテルからは髄まで搾りたいヤクザ側。ヤクザに立ち向かうは、ヤクザ対策に回された鈴木・若杉両名、そして、弁護士・井上まひる=ミンボーの女!

ヤクザのタカリとホテルの対策、その対決の、恐ろしくも楽しいこと!は〜〜こうやって脅してくんのね〜〜こええ〜〜、ほ〜〜こうやってかわすのね〜〜!なるほど〜〜!っつって。

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「マルサの女」がマルサの女の映画なら、「ミンボーの女」は市民が主人公の映画。

どっちの主人公が好き?って聞かれたら、そりゃあマルサの板倉さんのが、好きだよ。でも、ミンボーの素敵なのは、小市民代表・鈴木若杉両名の成長!最初の30分はかわいそうで情けないくらいの、搾取の対象・カモ代表。でも、まひるさんと戦って、強くなって、その末の、ラストシーン!小市民軍団のメンチ、泣くやろ〜〜!

僕は自信を持って小市民です。ヤクザとかヤンキーとか珍走団とか、怖いです。感化されたからって「ようし、僕だって立ち向かうぞ!」なんてなりません。なりませんが、なれるんやなあ、と思ったもんなのです。週刊少年ジャンプです!


日本の正月には伊丹やで〜〜。
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