MARUKO

シンデレラのMARUKOのレビュー・感想・評価

シンデレラ(1950年製作の映画)
4.9
『なぜ靴だけ残ったのか』

最近この真相を耳にして、ぐーー…っん!!と観たい気持ちが高ぶって、この度再鑑賞。

オープニング、本を開く瞬間。鳥肌が一気に。
作品通してずっと流れている音楽。その一音一音がすてきだった。
ストーリーは言わずもながな、ほんとにこの上ない。最高の一言。
自分がディズニーが大好きな理由を再確認できた気がした。

改めて観ると、意地悪姉さんたちが朝のベルを鳴らすまでの時間を、割りと長めにとっている。
シンデレラが毎日唯一の自由を楽しむ、とても素敵な朝。

姉さんたちの合唱が死ぬほどツボ笑
そこからの対比もお見事。シャボン玉が割れるまでの、誰もが酔いしれる″一瞬″


ドレスを失うシンデレラの表情。フラッシュのような一瞬のシーンだけど、焼き付くように悲しい顔をしている。ちゃんと強めに作画してる。
そこからはもうどのシーンでも泣きそうで困った笑

″Change″
″Give″

魔法を″あたえられた″シンデレラ。
それを見て魔法にかかった私。
「I have the other slipper」
まさに傑作。

p.s.ネズミと小鳥たちがドレスにかける、最高の魔法を忘れてはいけない。
このあとの運命を知っていると、このシーンで泣きそうで…
でも、一番確認したかった肝心なところを、ディズニーは表現してなかったのね……その意味でちょっとだけ残念で0.1点。
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