一夢

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡の一夢のレビュー・感想・評価

3.3
ひまわりが映画デビューした作品のはず。少し前まで子供向けアニメも好き放題できたんだなあ…と考えさせられてしまった。

魔王を復活させるために必要な玉をひまわりが飲み込んでしまい、野原一家が事件に巻き込まれるストーリーだが、シリアス展開はかなり少なめ。ギャグ:シリアスが8:2くらいのバランスなので、人によっては物足りないかも。

やはり、クレヨンしんちゃんの映画は勢いとテンポのバランスが絶妙で素晴らしい。青森から、特急・鈍行を乗り継いでお台場を目指すシーンの絵柄とテンションはそれだけで笑えるし、説得力すら感じられる。

みんながひまわりばかり大事にして、少し拗ね気味になったしんのすけに対してひろしが「自分一人でデカくなった気でいる奴は、デカくなる資格は無い」と優しく諭すシーンは凄い好き。
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