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キス・ミー・ケイトのogiのレビュー・感想・評価

キス・ミー・ケイト(1953年製作の映画)
3.9
人気ブロードウェイミュージカルを映画
化したもので、劇中劇とバックステージ
での一波乱が見どころの、ミュージカル
コメディです!!
大ヒット作の立役者こそがMGMとは縁
の深い音楽担当のコール・ポーター♪

この他にも注目すべきは、振付の一部が
ボブ・フォッシー🕺であるということ。
本人もヒロインの妹に求婚する三人衆の
一人として出演しているんです✨

ダンスはさながら『シカゴ』を思い出す♪
ボブ・フォッシーらしい緩急をつけた要
はキザでカッコいいやつです😎♪
当時としてはかなり斬新なダンスだった
らしく注目されたみたいですね✨✨

本題ですが。。

主演フレッドの元にコール・ポーターが
きて、シェイクスピアの喜劇『じゃじゃ
馬ならし』をベースにした新作ミュージ
カル"キス・ミー・ケイト"が出来たと
駆けつけてきたことから始まる。

主演フレッドの相手役ケイトを演じるの
は何故か元妻のリリーなんだけど、互い
に未練があるから逆にややこしくなる…
何とか新作の舞台はスタートするけど、
この元夫婦が舞台本番の最中にトラブル
の火種となる私情を持ち込んだことから、
一波乱起きるというストーリー🤣

なかなか結婚しようとしないヒロインの
ケイト…頭を抱える父親、ケイトの妹、
姉妹に求婚して振り向かせようと懸命な
男たちの構図がジャジャ馬ならしの面白
さなんですね〜

言われて気づいた程度ですが、、
『ショウボート』のキャスリン・グレイ
ソンとハワード・キールが主役を張るも
ダンスは一切しないので、歌のシーンは
ちょっと長く感じてしまった💦

なので、
ケイトの妹ビアンカ役のアン・ミラーが
前半なら主役を喰う勢いで、歌にダンス
に冴え渡ってました💃
ユニークなキャラと一級品のダンスには
一見の価値があるはずです✨✨

あまり観られてないけど色んな角度から
楽しめるミュージカル映画だと思うなぁ
コール・ポーターやボブ・フォッシー、
ミュージカルには欠かせない逸材を知り
たい方はぜひ👍
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