じゅん16g

機動戦士ガンダム F91のじゅん16gのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)
4.0
宇宙世紀123年、突如としてクロスボーンバンガードと名乗る軍隊がフロンティア1というスペースコロニーに攻め込んできた。主人公である学生のシーブックは徐々に戦争に巻き込まれていく…といった話。

元々はテレビシリーズ用の企画だったらしく、115分にまとめるには濃密すぎてめまぐるしい展開の早さに着いて行くのは困難かもしれない。
映画としては割とキリのいい終わり方かもしれないが、〝コスモバビロニア建国戦争〟の始まりを描いているものの戦争の終わりまでは描かれておらず、結局どうなったんだ?という疑問が出てしまうのが残念。

個人的にガンダムシリーズは戦争に巻き込まれた少年少女たちの生き方を描いた作品なので、リアリティを出すために事細かな戦闘描写や兵器、思想などを表現しているがそこは本質ではないのかもしれないと思う。