ゆうゆ

ロミオ&ジュリエットのゆうゆのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
4.3

安いっぽいギャングの抗争には
一瞬たじろぐものの
それとは対照的な ふたりでのシーンでの
幻想的でおとぎ話のようなキラキラ感。
ふたりの紡ぐ シェイクスピア戯曲の
美しい台詞、
まるで海の中にいるような
微笑ましい出逢い、
水中やシーツの中のじゃれあいとか
青いふたりがあっという間にときめいて
運命のいたずらで
一瞬に 美しく散ってく姿

ラストシーンを知っていても
思わず神様に願わずにはいられない、、
そんな儚い切なさがたくさんつまった
とても尊い作品でした


あの独特でパンクな演出が
当時もかなり苦手だったけど
そんなに古臭さも感じなくて
今となっては なんだか妙に小洒落てた。
何より アロハのプリオと羽の生えた
クレアの交わす 一緒に吸い込まれそうな
碧い瞳、
ヘルシーな色気とキュートな美しさが
セットで眩しすぎる
改めて観れて本当によかった
ゆうゆ

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