ばあばちゃん

ウィスキーのばあばちゃんのレビュー・感想・評価

ウィスキー(2004年製作の映画)
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ウルグアイのさびれた靴下工場を舞台に、経営者の老人と助手の中年女性、経営者の弟が織り成す人間模様をユーモラスに描く。

ウルグアイのとある町。父親から譲り受けた寂れた靴下工場を細々と経営する初老の男ハコボ。彼の工場には控えめで忠実な中年女性マルタも助手として働いている。長年一緒に仕事をしている2人だったが、必要最低限の会話以外とくに言葉を交わすことはなかったそんなある日、1年前に亡くなった母親の墓石の建立式のため、疎遠となっていたハコボの弟エルマンが訪れてくることに。そこでハコボは不意に、弟が滞在する間だけ夫婦のフリをして欲しいとマルタに頼み込む。彼女は仕方なくそれに同意し、2人は早速準備に取り掛かるのだったが…。

これまで60本の映画しか作られていない南米の小国ウルグアイで製作され、カンヌ国際映画祭でオリジナル視点賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞。