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13日の金曜日のmegのネタバレレビュー・内容・結末

13日の金曜日(1980年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

吹替で。リブート版は鑑賞済みだが、このオリジナル版とは全くの別物だった。
ホラー映画好きの夫によって「一作目の犯人はジェイソンではなく、彼の母」とネタバレされてしまい多少面白みが減ってしまったが、充分面白かった(このネタバレをされたところで母は後出しジャンケンのように出てくるし、犯人が誰であるかがこの作品のオチでもないし、それほど決定的でもないかも?)。特に冒頭のアニーが主人公であるかのようなミスリード、殺されるシーンをばっちり見せてくれるところ等が気に入った。アニーちゃん可愛いなあと思ったから、割とサクッとやられて悲しかったよ……(笑)。
スプラッター映画にしてはそこまで過激な描写はないが、殺人シーンは痛そう。終盤のパメラとアリスの攻防は息詰まる雰囲気だった。その割にアリスら監視員候補生達の背景は描かれないので、彼女達が殺されても観客は大して可哀想とも思えない軽いタッチ。気軽に観られる佳作。
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