けーな

戦争と平和のけーなのレビュー・感想・評価

戦争と平和(1956年製作の映画)
3.3
ナポレオン侵攻のロシアが舞台。戦争中のロシア貴族の興亡と恋愛模様が描かれている。

とにかく3時間半なので、とても長い。最初、色々な人が登場するので、誰が誰だか分からなくて、後半になって、ようやく人間関係を理解できたという感じだった。しかし、歴史超大作としては、これでも短いのか、語り切れていないことが多いようで、映画としての出来は、今一歩。

オードリー・ヘプバーンが、やはり可愛い。着ている服を見るだけでも楽しい。中でも、舞踏会のシーンがとても良い。メル・ファーラー演じるアンドレ公爵が、オードリー演じるナターシャが踊っているところを見ながら、「次のターンでこちらを見て微笑んでいたら、結婚を申し込もう」と言うところがいい。現実には、オードリーとメル・ファーラーは、この映画の撮影時に婚姻中だった。

音楽が、ゴッドファーザー、「太陽がいっぱい」等で有名なニーノ・ロータ。
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