ちゃみろー

孤独な場所でのちゃみろーのレビュー・感想・評価

孤独な場所で(1950年製作の映画)
4.0
ハリウッドの有名脚本家がかけられた殺人容疑のアリバイを隣人の女が証言したことで2人は接近し、深い仲になるが、男の複雑な人格の端緒が現れるにつれ、女の心の中に疑惑と恐怖が募っていく。前半はミステリ的に進んでいくが、後半はノワールになる。ハンフリー・ボガードにはめずらしい、狂気と混乱を基調としたキャラクター。恋愛とノワールの親和性が高く、情が狂気の増幅装置として効率的に作品世界をドライブしている。
2018.3.11 DVD(字幕)
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