fishmutton

ドメスティック・フィアーのfishmuttonのレビュー・感想・評価

ドメスティック・フィアー(2001年製作の映画)
3.0
良かった。
サクッと観れる長さのサスペンススリラー。

クソ野郎にイラッとし、息子の嘘を決めつける母に悲しくなり(嘘吐き常習らしいから仕方なくもあるが)、自分が不利になりそうな行動をする主人公にヒヤッとした。
原題は“家庭内のいざこざ”という意味らしい。

警察も男も主人公も、割と行動がザックリしてた。その雑さ、私はありそうな感じがしたのでそこまで気にならなかった。愚かなりとは思ったが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
町の名手と元妻の結婚に複雑な心境の主人公。
息子は12歳。両親の離婚や母の再婚などの度に問題行動を起こしていた。主人公は離婚後も息子と良好な関係であった。しかし、母の妊娠がわかったその日に、息子は継父の殺人現場を目撃してしまう。警察に訴えるも、親の気を引きたいがための嘘と見なされ無碍に扱われる。その日から、息子は継父に脅されるようになる。一方、主人公は息子を信じ、殺人犯と息子を同居させるわけにはいかないと行動を起こすが・・・

主人公:トラボルタ。木製ボート職人。アルコールの問題で離婚。息子との関係は良好。
息子:昔に戻りたくて嘘ついたり家出したりしちゃう。12歳。
元妻:息子と生活している。この度、町の名手と再婚する。息子を愛しているが、難しい年頃に手を焼いている。
リック:元妻の再婚相手。この町に流れてきてがっぽり稼いだ町の名手。レイの来訪に驚く。
レイ・コールマン:リックと元妻の結婚式に現れた男。過去にリックと関係があるらしいが、リックからは煙たがられている。

なんとなく、ガキっぽい大人が多く感じた。
特にリック。金持ってて外面良かったらコロリといくもんなんだろうか?

最後が事故っぽいのは大変良かったと思う。
事後処理に有利に働きそう。
色々あって、息子のその後が心配。
主人公もボートハウス燃えちゃって大丈夫かなと思った。

見えないところで子供を脅すクソ野郎が出てくるサスペンススリラーでした。
fishmutton

fishmutton