サラの鍵の作品情報・感想・評価

「サラの鍵」に投稿された感想・評価

miori

mioriの感想・評価

4.0
弟はもしかしたら生きているかも
少し期待しながら観てました。(/ _ ; )

切ないです。
Lynco

Lyncoの感想・評価

4.0
ユダヤ人迫害、ホロコースト、
こういう映画はどれを見ても泣ける
夏帆

夏帆の感想・評価

4.2
観るまでヴェルディヴ事件なんて知らなかった。
1942年、パリでもユダヤ人の一斉検挙が行われていてサラの家にも警察が来ます。
サラは小さな弟を守るために、納戸に弟を隠す。鍵をかけて。
すぐに戻ってくるから
絶対出たらダメと約束して。

劣悪過ぎるヴェルディヴの環境や、その後の収容所。サラは弟を迎えにいくために脱走を試みて。

当時のサラの人生と、サラのことを調べる現代のジャーナリストの話を行き来しながら物語は進みます。
サラがどういう人生を送ったのか辛いながらも、どんどん引き込まれていきました。
いいこともあったはず。
でもあまりに辛すぎる経験てやっぱりトラウマになってしまうのかな。トラウマという言葉が正しいのかどうか?

最近ホロコーストに関する映画、意識的に選んでたわけじゃないけどよく観てるなあ。確かに見てる最中や見終わった後は「つら〜」って気持ちになるけど他にも観ようと思う。観るたびに知らなかったことがある。
さと

さとの感想・評価

3.7
ユダヤ人探しから逃れ、運良く助かった少女がその後どのような重たいものを背負って生きていくか、またその少女だった女性の消息を追う女性ジャーナリストの人生をリンクさせながら話が進んでいきます。

子役の女の子の演技もよかったし、ラストも泣けた。
重たい話ながらもラストに少し光が見えるところに感動しました。
Joker

Jokerの感想・評価

4.0
1942年7月16日早朝。パリのマレ地区・サントンジュに、フランス警察によるユダヤ人の一斉検挙が迫る。10歳のユダヤ人の少女・サラは弟・ミシェルを納戸に隠し、すぐに戻れると思い納戸に鍵をかけたまま連行される。ミシェルは無人となった部屋の納戸の中から「誰かいないの?」と呼び続けるのだった。
2009年。夫と娘と共にパリで暮らすアメリカ人女性ジャーナリストのジュリアは夫の両親が1942年8月から住んでいた古いアパートを譲り受けて住むことになる。ユダヤ人の娘が国鉄と政府を訴え、シラクがヴェルディヴ(冬季競輪場・ヴェロドローム・ディヴェール)事件を認める演説により勝訴した事件から、1942年のヴィシー政権による政策で検挙されたユダヤ人を特集にする事を決定する。取材に訪れたヴェルディヴ跡地は、皮肉にも内務省となっていた。事件当時ヴェルディヴの向かいに住んでいた老婦人への取材から、ジュリアはヴェルディヴに閉じ込められたユダヤ人達の惨状を知る事となる。そんな中ジュリアは、45歳で待望の2人目を妊娠を喜ぶが、報告を聞いた夫・ベルトランは「老いた父親になりたくない」と反対され、人生の岐路に立たされる。更に引越した家が、かつて検挙されたユダヤ人から没収された家だと知り、誰も開けなかった貸金庫に入っていた手紙を読み、ユダヤ人少女・サラの足跡に関心を寄せていく。
両親と共にヴェルディヴへ連行されたサラ。飛び交う悲鳴、トイレが閉鎖されその場で排泄をする人々、絶望し投身自殺まで発生し、サラの母・リフカは動揺し「お前が閉じ込めてきたせいで」とサラに怒鳴ってしまう。思わず「息子を逮捕しに行ってくれ」と警察に迫った父・ウワディスワフは殴られてしまう。監禁から数日後、一家はボーヌ・ラ・ロランド通過収容所に連行され、更に栄養失調によりサラは体調を著しく崩してしまう。更に数日後には、警察によって親と子供達は引き離され、朦朧とする意識の中でサラは母と今生の別れを強いられてしまう。大人の移送から数日後、奇跡的に目を醒ましたサラは弟を助け出すべく、収容所からの脱走を図る。良心の呵責があった警官ジャックに助けられ、少女・ラシェルと共に脱走に成功する。ラシェルはジフテリアにより亡くなるものの、親切なデュフォール夫妻に匿われ、サラは夫妻の孫を装って共にパリに向かう。しかしサラが住んでいた部屋には既にテザック家が暮らしていた。強引に部屋に上がり込み、ようやく納戸を開けることができたサラが目にしたのは、ミシェルの無惨な姿であった。ミシェルの遺体はデュフォール夫妻が引き取り、テザック家の主人とその幼い息子でありベルトランの父・エドゥアルドの2人はこの一件を家族にも隠すことにする。エドゥアルドはサラのその後について何も知らされていなかったが、亡き父はその後もデュフォール夫妻にサラ宛てに毎月金を送り、一方、デュフォール夫妻はサラの近況を手紙で伝えていた。しかし成長したサラはある日、デュフォール家の人々に「赦して、愛しています」と置き手紙を残して姿を消してしまう。
デュフォール夫妻の孫息子でサラと兄弟同然に育ったニコラの娘・ナタリーと連絡の取れたジュリアは、サラがその後、ニューヨークに渡って結婚したことを知る。堕胎を取りやめてブルックリンに向かったジュリアは、サラが既に40年も前に交通事故で亡くなっていた事を知る。しかし、事故当時9歳だった1人息子・ウィリアムが妻子と共にフィレンツェで暮らしていることを知ると、早速会いに行く。しかし、ジュリアが知り得たサラの情報に対してウィリアムは、母がユダヤ人であった事もスタルジンスキー姓だった事も、彼女の身に起きた悲劇も「全く知らない、全部ウソだ」と話を聞くことを頑なに拒む。ジュリアは他人の人生に干渉した自分の傲慢さを思い知らされる。パリに戻ったジュリアは夫の意志に反し、堕胎せずに生むことを決める。一方ウィリアムは死期の近い父から、母が事故で死んだのではなく、ひどい鬱病を患って自殺した事実と彼女の過去の悲劇を初めて知らされる。そしてサラの遺品である日記を受け取ると、中からあの鍵が出てくる。
それから2年後、ジュリアは夫と別れ、ニューヨークで2人の娘と暮らしていた。そこにウィリアムから会いたいとの連絡が来る。ウィリアムは死後40年経って初めて母の本当の姿を知る事ができた事、そしてそれにより父が穏やかに死を迎えることができたことを報告する。ジュリアはウィリアムに対しての自分の傲慢さを詫びる。2人は打ち解け合い、ウィリアムは改めてジュリアが生んだ2人目の娘の名前を尋ねる。ジュリアは静かに「サラ」と答える。その名前を聞き、ウィリアムは感極まって涙するのであった。
言葉よりも、瞳が訴えてくる映画でした。
第二次大戦時のパリで起きたユダヤ人の一斉検挙。それに巻き込まれた少女サラの運命と、現代で彼女の行方を追うジャーナリストの姿を描いたドラマ。

60年前と現在を行き来しながら展開される物語。

過去パートのサラの物語にとにかく引き込まれます。ヴェルディヴ事件や収容所での出来事が悲惨すぎて、見ているのも本当に辛くなるほど。

弟を救うべく、収容所を脱走しパリへと向かうサラですが、その途中で脱走を見逃してくれた軍人や、匿ってくれた老夫婦などの優しき人々の姿が心に染みます。

そんな過程を経て、パリへ戻ったサラを待ち受けている運命は?というところですが、ここからは何も知らずに見てください。ネタバレは厳禁。(予告編は絶対見ないように笑)

一方現代パートのジュリアですが、彼女の目線でサラの足取りを追う流れは良かった。

でも本人が抱える問題で高齢で2人目の子供を妊娠したけど、出産を反対する夫と揉めるのは、ちょっと「???」って感じ。

ジュリアは妊娠を望んで不妊治療までしてたのに、夫は仕事も多忙で、更に今の歳でまた赤ちゃんを育てるのは無理と言う。
なのに妊娠してこの言い合いって、お互いどうなの?って疑問符が付きましたね。

この行方も物語の重要な軸を担ってるから、多少の突っ込みどころは仕方ないのかもしれませんが。

結構スケールの大きな物語でしたが、それを比較的短い時間で上手くまとめていたなと思いますし、改めてユダヤ人迫害が生んだ悲劇を認識させてくれる一作です。

前半のヴェルディヴ事件は「黄色い星の子供たち」がより深く描いているので、そちらもお勧めです。
kaicho

kaichoの感想・評価

3.8
助けたい…必死の思い…言葉にならない。
収容所の1兵士、老夫婦…少しの人の優しさだけが、少しの救いとなった。
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