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キング・コングのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

キング・コング(1933年製作の映画)
3.5
巨大猿コングがスクリーンに初登場した特撮映画の古典。
原題:King Kong(1933)

映画製作者デナム(ロバート・アームストロング)が率いる撮影隊が船に乗り、地図に載っていないスマトラ沖の孤島“スカル(髑髏、骸骨)島”をロケで訪れる。
やがて、主演女優アン(ダロウフェイ・レイ)が原住民たちにさらわれ、島で生きる巨大猿コングに生け贄として捧げられる。
コングが現れアンを連れ去り、船員ジャック(ブルース・キャボット)らが救出に向かう。
アンを追ってきたコングをデナムは生け捕りにし、ニューヨークに運び見世物にするが、コングは繋がれた鎖を切って逃走。街はパニックに…。

最後は、コングが自分の"花嫁"アンを掴んでエンパイアステートビルディングの屋上に登る有名なシーン。
(手足が引っ掛からないツルツルのエンパイアにコングは登れる?人質がいるのに戦闘機でミサイルで攻撃する?などと思ってしまうが…、ご愛嬌)

"キングコング世界第8の不思議"

"It was Beauty killed the Beast. "
美女と野獣がモチーフになっていて、コングの目がちょっとかわいい。
デナムを初めとした人間の身勝手さもあり、コングへの同情が囁かれました。
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