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歌追い人のlemmonのレビュー・感想・評価

歌追い人(2000年製作の映画)
4.0
まだまだ女性軽視の色濃い時代の音楽博士のヒロインが主人公。教授となかなか認められず、遠く妹のいるアパラチア地方へ。そこで出会った山の音楽に魅了され、村の人たちとの関係を描く。


アパラチアについて知識がなかったが、音楽は大好きな「マムフォード&サンズ(マリガンの旦那😤(笑))」や「デイヴマシューズバンド」と言った民族楽器を取り入れたフォークソングに近い印象🤔。なので劇中の音楽はどれも好きだった。エミーロッサム、ジャネットマクティア、エイダンクイン、パットキャロル他、演者の歌も心地良かった😊。
※ミュージカルではない。歌物ともちょっと違う。


まあ、ただ嫌な奴も登場😡。
物語は同性愛なども出てきて、思いの外抑揚あり。
人生、広い視野が必要。
何があろうが前を向かないと。
ただ苦味はやはりある。
目新しい展開はないが良かった😁。


ジャネットマクティアは「アルバート氏の人生」が強烈に残っていたが、なかなか愛らしく撮られている。ガタイが良いが本作のヒロインとしては逞しさも必要でよかった。エイダンクインがまた色気醸し出していて良かったなあ。2人の関係はロマンティックであり、反発からの求愛は刺激的でした。

エミーロッサムがフレッシュ!
この四年後にクリスティか!
本作は地声に近い歌い方でまた印象が違った。
オペラで唯一の救いだったと記憶。
あの歌だけはまた聴きたいなあ🥰。
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