たにたに

月世界旅行のたにたにのレビュー・感想・評価

月世界旅行(1902年製作の映画)
3.6
🟢世界初のSF映画

🟢1902年公開

🟢蝙蝠傘で月人を蹴散らす



天文学者のおじさまたちが、ワイワイがちゃがちゃとミサイルロケットで月へと飛び立ち、月人に襲われるも、難を免れて地球へと戻り、彼らは英雄となる。そんなお話。


月に生物が存在し、文明がある、という設定すきです。
エイリアンのような出で立ちの生物の中に、月の女神様か、人間のような生き物もいる。

蝙蝠傘で引っ叩かれた月人は煙となって消えてしまう演出も、どこかファンタジー。

ロケットで月へ飛び立った彼らはどうやって地球へと戻るかと思いきや、下に落ちると地球へ戻るという。
なるほど、月は地球の上に見えるのだから、月から下に落ちれば地球に戻れるということか。夢がある。
ならば月人は簡単に地球に攻め込んでこれるなぁ。。


最後英雄になったおじさまは、銅像に。
どうやら月を踏み倒してる。
ここの意図は何でしょうね。
植民地を奪い合う時代。
もはや月は我々、人間のものになっている、ということでしょうかね。
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