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トラック野郎 御意見無用のkazu1961のレビュー・感想・評価

トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)
3.8
▪️JPTitle :「トラック野郎 御意見無用」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 1975
▪️JP Release Date : 1975/08/30
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-393 再鑑賞
🕰Running Time : 98分
▪️Director : 鈴木則文
▪️Writer : 鈴木則文、澤井信一郎
▪️MusicD : 木下忠司
▪️Cast : 菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、中島ゆたか、佐藤允、夏純子、湯原昌幸、夏夕介

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋1975年から5年間、正月とお盆の年2回公開、『寅さん』(松竹)VS『トラック野郎』(東映)のトラトラ対決で楽しませてくれたシリーズです。共に昭和の人情とマドンナとの失恋をテーマにした所は同じですが、“静の人情”の寅さんと“動の人情”の星桃次郎は対極的でした。でも最後はじんわり泣かせてくれるのは同じでしたね!!

🖋『トラック野郎』シリーズは、ド派手な装飾のトラックが日本全国津々浦々駆け巡り、主人公・一番星こと星桃次郎に菅原文太、相棒・やもめのジョナサンこと松下金造に愛川欽也が扮し、その2人が、その回毎のライバル、マドンナと共に巻き起こす昭和の喜劇と活劇と哀愁が満載のシリーズです。鮮明にある記憶として、本シリーズの大ヒットで、車体を電飾で飾り、ペイントを施して走るアートトラック(デコトラ)が実際に多く走行しましたし、高速道路で良く目にしました。私も主人公・星桃次郎が乗るトラック「一番星号」のプラモデルを持ってました(笑)。

🖋本作はそんなシリーズの記念すべき第1作目。当時、ヤクザ映画で有名だった菅原文太が新境地をひらいたことでも話題になりました。第1作目なので、まだまだトラックのデコレーションは地味ですが、ライバル・関門のドラゴンに佐藤允が扮して巻き起こす喧嘩とマドンナ中島ゆたか扮する倉加野洋子を乗せて激走するトラックに感動。そして星桃次郎とやもめのジョナサンの泥臭い友情に拍手です。これも昭和の名作ですね!!

🥲物語は。。。
11トントラック運転手の星桃次郎は東北のドライブインで出会った新人ウェイトレス倉加野洋子に一目惚れ。三歳の捨て子を拾ったことから、相棒の松下金造と親捜しの旅に出ますが、子供の父親は数日前に事故で亡くなっていたことが分かり。。。

🖋マドンナ&ライバル
・マドンナ 中島ゆたか 22歳
・ライバル 佐藤充 関門のドラゴン

▪️Overview (映画. comより)
長距離トラックの運転手の生活をペーソス豊かに描いた喜劇。脚本は澤井信一郎、監督は脚本も執筆している「けんか空手 極真拳」の鈴木則文、撮影は「青い性(1975)」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
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