このレビューはネタバレを含みます
韓国映画は予想のつかない展開の映画が多くて大好きなんですが、この映画もまさかの感じでした。
まず、男性同士のベッドシーンが生々しくここまでやるのかーって思った。
でも、それだけで後は何も感じない映画でした。
王も王妃も将軍も三人共馬鹿なの?って思っちゃうぐらい浅はかで観ててげんなり。
特に、王妃と将軍には欲情しか感じられなかった。
回りも見えなくなるぐらい激しい恋に落ちたって言いたかったのかもしれないけど伝わらないよね。
お別れを言いに行ったのに何故かそこで欲情にかられるとかないわー。
それを王に見つかるとか馬鹿としか言いようがない。
衝動にかられるとか、気持ちが溢れだすとかそれは分かるけど、だからこそ最後はプラトニックで終わらせて欲しかった。
他に表現の仕方があっただろうにと思ってしまう。
ラストは王も将軍も二人とも死ぬという誰も幸せにならない韓国映画らしい終わり方でした。
色に溺れた人間の末路ってこんなんだろうなーって映画でした。