このレビューはネタバレを含みます
ベタな映画で、
作り手の「泣かせよう泣かせよう」という魂胆が見え見えですが、
それでも観たら泣いてしまいます。😭
漫画の『ジョジョの奇妙な冒険:ダイヤモンドは砕けない』💎で、
作中のキャラクター:虹村億泰が
「『チャンプ』を観た時はもっと泣いた。」
と比喩で言っていました。
それくらいこの『チャンプ』は泣ける映画として有名です。
自分もこの映画をちゃんと観るのは初めてですけど、結末は知ってました。
映画本編に関しては、
2時間と少しの上映時間のうち1時間30分以上はボクシングをしていないので、
正直言って、
ボクシング映画🥊として観ると肩透かしを喰らいます。最初の方は「競馬映画か❓🏇」とさえ思いました。
だからボクシング・シーン以上に、
親子の絆とか元妻との繋がり・わだかまりを描くことを丁寧に描かれています。
ビリー役のジョン・ヴォイト。
『真夜中のカウボーイ』もあれはあれで良い作品でしたけど、今作の彼もかっこよかったです。🆒
でも、
何よりこの映画はTJ役のリッキー・シュローダーの可愛さでかなりポイントが上がってます。
ただ『ニューシネマ・パラダイス』同様、子役の可愛さで泣かせようとするのは、ある意味、ずるいんですけどね…。😅
設定の差異は多少ありますが、雰囲気とかは漫画『がんばれ元気』の序盤1-2巻みたいな映画だと思います。
今作のTJも将来が楽しみです。