小さい頃大好きだった、トーマスキャンディというお菓子があります。
ぶどうの味で、今でもよく百均で売ってるやつです。そのお菓子が小さい頃の自分にとってはどストライクと言ってもいい程、好きでした。
そして10年以上経った今、例のトーマスキャンディを久々食べて見ました。
すると、そのなんとも言えない甘ったるさが今の自分には合ってない、むしろ嫌いだと感じるようになってしまいました。
映画もそうです。
小さい頃見てめちゃくちゃ面白かった!!と思っていた映画も、何年か後にまた見て同じ感想が出るかどうか。
トーマスキャンディのように、昔は受け入れていた映画の面白さも、今となっては幼稚じみた面白さだと感じてしまう映画があるかもしれません。
実はこのチャンプという映画、僕が生まれて初めて見たボクシング映画。
確か小3くらい。
当時の僕はこの映画が退屈に思えたし、終わり方も救いようがないし、どちらかといえば嫌い…いや、大嫌いな映画でした
ところが心身ともに成長した(?)今。
久々見るとあらどっこい。
嫌いだったストーリーもラストも、全部お気に召す事ができました。
お涙ちょうだい映画では無いんだけど、しっかり泣ける。
もう大好き。
「何年経っても色あせることのない映画」もいいけど、
「何年か経ったら良く感じる映画」や
「何年か経ったら色あせた映画」もひっくるめて僕は映画が大好きなんだと気付きました。
あ、トーマスキャンディもね。
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[この映画のBest俳優]
ジョン・ヴォイド
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆