Azuという名のブシェミ夫人

ジャックのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

ジャック(1996年製作の映画)
4.5
少年の目をしたロビン・ウィリアムズにピッタリの作品。
人より4倍の速度で成長しちゃうジャック。
でも、心まで4倍の速度で大人になってくれるわけじゃない。
ちょっとした事で傷つくことも、大人の事情が分からなくて落ち込む事も沢山あって、人生を受け入れるにはまだ早すぎる。
しっかりしてても、たったの10歳なんだもんな・・・辛すぎるよね。

『生きていたい』
漫然と暮らしてしまうことが多い日々を反省する。
ジャックが見せてくれるキラキラした子供時代と日々生きていることの素晴らしさを忘れないようにしなくちゃ。

彼が友人達や家族に残したものはとても大きいと思う。
特に同級生の親友たちのその後の人生は、他の子とは違っているはず。
自分の人生を変える力を持っている人も凄いけど、人の人生を変えられる人は多くない。

赤だけ集めたグミ、子供らしくてキュートなプレゼントだな。
ジェニファー・ロペス演じた先生が温かな笑顔で意外に素敵だった。
バスケでガッツポーズしかけて、ごまかす素振りが楽しい。

朝目覚めた時、今日という未来が来たことに感謝すべきだな。
一生懸命生きよう。