『13日の金曜日』『オーメン』と並び、ホラー映画を好きになるきっかけとなった1本なので、定期観賞用にBlu-ray購入。特にクライマックス、あちらの世界がドデカい口を開け、兄妹を飲み込もうとするシーンは、当時のトラウマ映像。
タイトルは『ポルターガイスト』だが、その描写は家の中を舞台にしたディザスター・ムービー！
物は軒並み宙を舞い、両親は何度となく吹き飛ばされる！この風圧に親父の薄い頭髪は耐えられるか！？
しかし、中盤は霊や魂、“あちらの世界” の正体を丁寧に説明し、それに立ち向かう方法は家族愛であるなど、ドラマ面にも深みを持たせているのが印象的。
でもやっぱり、本作はホラー映画。TV画面の砂嵐、ピエロ人形、若妻のパンチラなど、ホラー要素が豊富なのはポイント高し！これは『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパーが監督した賜物か。
また、家族と異世界、レシュ博士と助手2人、霊媒師タンジーナなど、設定は『インシディアス』シリーズに受け継がれる。
ちなみにTVやビデオで見ていた人からすると、Blu-ray版は（良い意味で）衝撃的な画質なので、機会があれば是非！
