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トリコロール/白の愛のSIのレビュー・感想・評価

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)
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2018.2.24
自宅TVにて鑑賞

トリコロール2作目である。
ジェリーデルピーが出ているとは知らず大興奮で見たが、EDの夫と離婚するものの治った途端ベタ惚れになり刑務所に入っても愛を誓うというイメージと違うキャラクターだった。
ビフォアトリロジーでの明け透けのない印象しか無かったが、確かにこのような設定でやらされているとアメリカに逃げたくなるのも分かる。

映画としてはこれまで観た2作品とは打って変わって独特の映像構成センスは鳴りを潜め、逆にきちんとしたストーリーがありそこに彼の狂気性が垣間見えるが、正直普通の映画である。色彩設計も白がテーマであるために普通。
何でも出来るという事なのだろう。

主人公のザマホフスキは怪優で、ストーリーの展開にきちんと演技が追い付いている。演技の幅の広さと顔つきはトムハンクスに似ている。
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