たろさ

陰謀のセオリーのたろさのレビュー・感想・評価

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)
2.0
客を捕まえて陰謀論を語るタクシー運転手のジェリー・フレッチャー(メル・ギブソン)と彼がストーキングしている司法省の弁護士アリス・サットン(ジュリア・ロバーツ)の二人は大きな陰謀に巻き込まれる。


こういったタイプの映画は、ストーリーにヒントが散りばめられていて徐々に謎が明かされていくという展開が多い。だが本作ではそういったことはあまりなく、ほとんど謎が明かされずよくわからないままストーリーが進んでいく。ただただパターンを変えた追いかけっこが繰り広げられるだけ。真相は最後にペラペラと説明される。ストーリー構成は下手。

世間一般から「頭がおかしいんじゃないか」と言われることが多いメル・ギブソンが頭のおかしい役をやっているのがおもしろい。
メル・ギブソンが追っ手を殴って撃退した後に「ごめん、ごめん」と謝るのがおもしろい。
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