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007/カジノ・ロワイヤルのおーつのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
4.9
007未見の方、是非読んで頂きたい。
21作目にして5本の指に入る大傑作!!正直観る前は『このボンドは何作も続かないな〜』と思っていました。それには007の「周期」があるからです。

皆さんが知っているボンド俳優って、初代ショーンコネリー(6作)
3代目ロジャームーア(7作)、
5代目ピアースブロスナン(4作)
とかですよね?
彼らはシリアスな面を持ちながらもユーモアがあったんですよ
3代目はユーモア全開ですが笑

これに対してラブストーリーやハードなシリアスに特化した007があるんです。
それこそ
ファンじゃない人には知られてない
2代目ジョージレーゼンピー(1作)
4代目ティモシーダルトン(2作)
なんですよ!

↑作品数からして分かる通り
シリアスでハードな007はウケない、そして
初代ユーモア
⬇︎
2代ハード
⬇︎
3代ユーモア
⬇︎
4代ハード
⬇︎
5代ユーモア(マイベスト)
そして6代目のハード。
このように007には周期のように作風が入れ変わるんです。

そしてハードな007は過去の成績からしてウケないのに、
この6代目は違った!
次のスペクター含めて4作も作られているってことは、
世間に受け入れられているのです!
その成功の原点には間違いなく、今作にあります!!

(ここからようやく、今作のレビューです笑
長くてごめんなさい、)

まず前の5代目ブロスナンの作品は歴代ボンドの中でもかなりバランスが良かったのですが、
20作目記念の作品で、展開やCGがある意味「限界」、成熟したものになりました。
つまり"前と同じ路線だと、失敗の可能性が高い"という事です。
でもシリアス、ラブストーリー路線も長続きしない。

ここで任せれたのがマーティンキャンベル監督。
彼は「建て直しの天才」です!
なぜなら5代目の1作目を手掛けたのも彼で、
ジェームズボンドの定義付けは2回目なんですよ。

彼はしっかりと『周期』を理解しているのか、やはりシリアス路線できました。
それでもこれまでにない設定を取り入れたんですよ。それが、
「ボンドは未熟」
「"作品ごと"にみんなが知る、ボンド像へと近づいていく"」

これがめちゃめちゃ上手くいってます!!
完璧な男ではないが、どこかボンドを感じる雰囲気。
これが中々のイケメンです。

逆にシリーズファンからすると、筋肉ゴツすぎる。
海から出てくるのが、いつもはヒロインなのに
筋肉ムキムキのお前が出てきてどうする!?
まぁウケてるから
良いのか笑

オープニングからパルクールを使ったチェイス、やっぱ007はこうでなきゃ!

そして恋愛面もかなり色濃く描かれており、
シリーズ未見の方はうっとりするかもしれませんが、

シリーズファンからすると
「お前は本気で恋をしてはならない、、、!!(6作目を思い出せ)
あぁー、観てて辛い」
ってなるんですよ、これが笑

そして「あれ、おきまりの
あれは?
言わないの?」
って思っていたら、、
最後にドンっ来て、
エンディングでいつものテーマソング。
『007、ここに誕生』って感じなのが、鳥肌もんでした。

007を初めて観るのが、この作品でも良いと思うし
むしろ最新作『スペクター』は、この作品等の流れがあってのスペクターですから。

初代から観ても良いのですが、
特撮感とか、古き良きみたいな部分があるため、
やっぱこれから観るのがベストかと。


そしてぇ!!!
これから「スペクター」までに観ておくべき、作品をレビューしてきいます!
一つ一つの感想より
全く007を知らない人、にわかファンが読んで、
ヘェ〜ってなるようなレビューを心がけていきます。